Memphis dock

札幌で非精力的に活動中のシンガーソングライター.Yoshihitoの活動日誌

2018年03月

エレクトリック・サーカス




早急な話ではありますが、

昨晩バンドメンバーと話しまして、

3月17日を持って、

THE FORTITUDEの活動を一時休止する事になりました。

解散ではないので、

またそれぞれが今ある課題に向き合い、

成長し、またやりたくなったら再開します!!

なので、現在も絶賛ドラム募集中です!!

ドラムが見つかれば再開は早くなると思われる!



でも、そのためには今はしっかり休まないと。

実はここ最近、本当に思考停止に陥ってました。

何故、俺はバンドをやるのか・・・。

何故、ライヴをやりたいのか・・・。



そりゃあ好きだからですよ。

でも、その好きでやってる事が事務的で義務的になってくると、

好きという自由を失っていくのですね。

本当は好きのままやっていきたい。

でも、自分以外の人と続けていくのを考えると、

それぞれに欲があることだしね、折り合いの付けようが難しくなってくる。

それでもやっぱり譲れないものがあって、

そして、こういう話に落ち着いた。


昨日の今日のこと。


自分は疲れたんだと思った。

結成から2年ほど経ち、3年目を迎えるにあたって、

これまでのやり方で突っ走っていくのには、体力がなくなってきたな。

もちろん元気ではあるんだけど、

これまでと同じやり方は続けられないと思った。

そういう話を昨日してきて、納得はしてもらえたのかなと思う。


もしこのまま突っ走っていけてても、遅かれ早かれ、

どこかで消耗が抑えきれなくなっていたと思う。

タイミング的には良しとは言えなかったけど、

でも、それが半年後なのか数年後なのかって解らなくても、

その時もしかしたらみんな状況が激変してて、

再起不能な状態になったかもしれない。

自分の意見を正当化するつもりはないけど、

後で、立ち直れなくなるほど壊れるくらいなら、

今、休息って形で冷却期間を置いた方がいいかもしれない。



昨日の今日のこと。


なんやかんやで、

THE FORTITUDEというバンドは、

俺にとっては恋人同然の存在だった。

他のメンバーには彼女はいたけど、

彼女のいない俺には、一番愛でてる対象だったかもなぁ。笑

でも愛ですぎるとちょっと憎くもなるしなぁ。笑

多分今まで付き合った恋人のどれよりも長いなぁ。笑

や、長くて2年くらいか。



結構反響があって、

前のライヴ見に来てくれた人で、

「また見たかったなー」とか来たことない人にも「一回見たかったなー」とか言われたんだけど、


俺は常に思ってる事がある。


Now is Everything!!!


一番大事なのは、今!

今がすべてだ!!!!!


後悔したって、惜しんだって、


その瞬間に来てくれないのなら、

おそらくその人たちはこの先、

機会があっても実行には移さないだろう。

チャンスは自分で作るもの。

そして、チャンスは自分で掴むもの。


与えられるのを待つな。



流れは自分で引き寄せるんだ。




本当に大事なことは、



この休止期間中も、

ただ黙って何もやらずに過ごすんじゃなくて、

再始動する未来に繋がるために

今、何をすべきかをコツコツと積み上げていくこと。


そのために俺はFORTITUDEの活動を止めても、

メインのバンドはこれだと思ってる。

その為に、今、回り道をして、色々経験しようとしてる。

何を優先するかは誰かに押し付けられるものではない。

自分の意志で動かすものだ。


活動再開する時に、誰も、何も成長していなかったら、

その時は、もう、本当に終わりにしたらいいってなるさ。

バンドは続けたい。

けどダラダラはしたくない。

でも、自由性を失くしたくはない。

わがままだけど、そういう風に動かしたい。



だから本当にショックに思うのは、






長谷川るいがAV引退することです。


 


後から見たいって思っても今ならDMMとかshare movieとかで見れるけど、


もっとは見れない!


翼の時もショックだった!



そういうことですよ。


今まで見たいと思ったライヴやバンドがたくさんあったけど、

気付いたら解散してたり、メンバーが死んだりして活動してなかったりした。

俺等もいつそうなるか分からんよ。

だから、次活動する時は、

後悔しないうちに絶対ライヴ見に来てください!


後悔させないので!!


 

原点に立ち返り




最近はなんだか音楽へのやる気を失っています。

元々天邪鬼ですし、義務的にやるのは好きじゃないのですね。


なんていうか、今までもあったけど、


これ以上やったら、嫌いになるかも知れないっていうところで線を引いてしまい、

その先には行けない。


まぁ、今回は違うんだけど、


もっと自由にやりたいけど、

自由を謳歌するためには、

堅牢なる完成度と揺るぎない自信が必要なわけで、

それら片方ずつあっても、

自由なんて手に入らないわけですよ。


少なくとも、自信だけ持ってたって、

それは自由ではなく現実逃避の部類になるんじゃなかろうか。

常に僕は、

自分の音楽を作品として考えた時に、

完成させて”形”として残したいと思ってるわけなんです。


でもその完成というものは、どこまでいったら完成になるかなんて分からない。


だからこそ、僕等は敢えて、完成”させる”作業をしなければならないと思うのです。

 いつまでたっても完成する事のない歌や曲は、

ライヴでやった時に聴いてる人はどういう反応を抱くのか。

まぁ、僕らみたいな名の通ってないバンドでは、そんな反応を抱いてくれるファンもお客さんもバンド仲間もいないわけで、

それらも作品と同じで、

”作る”という作業をしないと得られないものだと思う。

ただ「手段」を磨いていたって、

「武器」の威力がなければ、意味がない。


歌は武器。ライヴは手段。


まず磨きをかけるもの・・・

というのは、正しく、前者であり、

後者は二の次でもいいと思うのです。

パフォーマンス力を上げるには、

パフォーマンスの部分のみを磨いても発揮されないわけです。

がむしゃらに、適当に、

やったってそれは自由ではなく、不自由を晒すことだと思ってるのです。


ライヴをしたいのなら、それこそ路上ライヴでもすればいい。

僕も昔やってましたけどね、


路上ライヴっていうのは、それこそ、メンタルもパフォーマンス力も、人とのコミュニケーション力も鍛えられる。

それ以前に、それらが備わっていなければ、道行く人の歩みを止めて、聞き入らせるほどの表現は出来ない。

それこそ、僕は今でさえギターボーカルやフロントマンとして活動してるけれど、

路上ではギターや歌だけではなく、カホンを叩いたりもしてきたわけです。

ありとあらゆる自分の出来るパフォーマンスをして、人の歩みを止めて、自分に目を向けさせようとしてきた。

はたまた、路上ミュージシャンと仲良くなり、合同で路上ライヴやったりもしてきた。

オーストラリアでもギターを担ぎ、路上パフォーマーの免許を取って演奏してた。


そうこうやってくうちに、一人で音楽を作れるようになってきた。

でも、常にバンドサウンドを意識して作ってきた。

やっぱりバンドが好きだから。


でもね、バンドが好きでもライヴが好きでも、

やっぱりもっとかっこいいことをしたいって思いはなくならない。

それを追求しだすとね、

バンドやってればかっこいいとか、バンドやってればモテるとか、

そういう時代じゃなくなってきて、

本当にかっこいいことしないと人の目には止まらない時代になったんだって気が付く。

本当にかっこいいこと・・・


それは、自分自身に自信を持って、確固たる揺るぎない自信と強固で堅牢なパフォーマンス力が必要だと、

そういうところの行き着く。

その上で、楽しむ。

そういうものを

俺は目指している。


ある時、

「俺ら適当でしょ」という言葉を投げつけられた時に、

「俺は適当にやってねぇよ」という言葉を飲み込んだ。



そもそも俺の好きな音楽やアーティストというのがね、

流行やビジュアルの良さではなく、

堅実に固められた土台があり、圧倒的な実力の上に熱さやパフォーマンス力が発揮されてるバンド。

プロだから下手なわけないんだけど、

その上でも、周りに流されないスタンスを持った人たちに強く惹かれる。


最近はもうiPodの中の音楽は聴かずに

CDをカーステで流して聴いている。

俺が初めてROCKにハマる事になったきっかけの運命の一曲がある。


BON JOVI



It's My Life




中1のある冬の日、

元々学生時代バンドをやっていて音楽好きだった母にCDを借りようと出してもらった大量のCDの中にあった、

たった一枚のCDのジャケットに惹かれた俺は、

母が薦めていたCDを跳ね除け、そのCDを手にとった。

それが俺をROCKに目覚めさせたアルバム『CRUSH』だった。

その最初のトラックに入っていたIt's My Lifeがラジカセから流れた時、

電撃が落ちたんだ。

あの頃、本当にBON JOVIしか聴こえていなかった。

2000年代最初になってBON JOVIがワールドツアーで札幌ドームに来た時も、

初めてのライヴだった。

手がジンジンして血液が目まぐるしく巡るほど手拍子をして、

帰る頃には真っ赤に染まっていた。

圧倒的なカリスマ性だった。

ジョンのようなロックスターになりたかった。

中学生ながらに将来はBON JOVIのおっかけをする為に英語を覚えなくてはと思ったのが、今英語を話せるようになったその原点なのかも知れない。

そんなBON JOVIももう結成25周年を越え、

ジョンは銀色の髪になって、ハイトーンのシャウトは出来なくなって、

リッチーはデブッて、バンドから去り、ロン毛の知らないギタリストがリードを弾いている。

ティコは未だに現役でかっこいい。今はドラム以外にも色々マルチなアーティストとなっているらしい。

デビッドは昔はかなりイケメンだったけど、太ってかわいくなった。

BON JOVIと出会ってから20年くらいになるけど、

今まで聴いてきたどの音楽よりも熱狂する。

今でもLivin' On a Prayerのジョンみたいなシャウトを目指している。

ああ、本当にBON JOVIはすごい。

彼等を知らない今の世代のロッカーかぶれの人たちは損をしてると思う。

洋楽を聴かない人が増えた。

洋楽=EDMだと勘違いしてる人も多い。

昔はROCK=洋楽と言っても過言ではないくらいだった。

寧ろ、洋楽でなければROCKではない。みたいな人もいた。

VAN HALENやDEEP PURPLE、RAINBOW、OASIS・・・などなど、

あの時代のロックは今でも色褪せずロックのまま。

古きを知る事は、

最新を生み出す最速の行為だと思う。


 
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