Memphis dock

札幌で非精力的に活動中のシンガーソングライター.Yoshihitoの活動日誌

2017年08月

諦めという名の傘じゃ雨は凌げない


タイトルは米米クラブの『浪漫飛行』の一節。

その後に

「夢を見てよう どんな時も すべてはそこから始まるはずさ」


と続く。



僕は最近ふと考えるんです。


現代人って、


何かと諦めグセが付いてるんじゃないかって。


よく恋愛で振られたり、


部活や習い事での目標が自分の意に沿わない結果だった時に、


「さ、次だ、次」とか


「次いこー」とか


やたらの次に進むことを進めようとするけれど、


俺は学びのない状態から安易に次に進む事は愚かなことだと思ってるんだよね。


失敗も過ちも、


そこから学ぶことがたくさんあるはず。


寧ろ、成功することよりも失敗することの方がずっと有意義な学びを得られるはず。


そこから反省や反復をしないと教訓もなく、何も身につかないまま、

次を試すことになる。


そんなのって不毛じゃない?


自分の限界や、自分への反省がないと、


次に試す時に、自分は何を改善しないといけないのか分からないままだ。


先週のスタジオ練習で、


サポートのドラムと俺の意見が食い違って、

練習終了後にベースにLINE伝てで、

「ボーカルとドラムについての意見が合わないから辞める」と言って、

一方的にブッチされた。


まぁ、俺等のバンド、そういうやつに対してクソみたいな扱いしかしないけど、

本当、俺より年上のくせしてやることがクソだと思った。

意見の食い違いも何も、

練習中に口頭で言えよ!って話。

コミュ障っぽい人だったんだけど、

一回目の練習後の考察もワードか何かで書きしたためたもので、

一方的だったし、それに対して先週の練習ではフィードバックを求めたりもしてこなかった。

何を伝えたいのか俺は理解に苦しんだ。


でも、俺が問題視しているのは、そのやり方もそうだけど、


前のドラムも、サポートのやつも、

まず、諦めることを選んだこと。


もう、ただただ愚息だった。


こんな簡単に、

自分に何も得るものがなく諦めていいのだろうか、

特にサポートのやつは、色んなバンド渡り歩いて自分の実力をつけてきているはずなのに・・・。

ま、多分、今までも音楽のことと言うより、人間関係の面で同じようなことを繰り返しているんだと思う。

それは別に個人の問題だけど、

そんなに自分の言い分を突き通したいなら、

サポートじゃなくて、正式メンバーとして加入すればいいのにって思った。

サポートという立場を選んでいる以上、ドラムは正式なメンバーからの要求に応えるのが道理だと思う。

もう、そのサポートという立場の中に”逃げ道”を作っているんだと思う。

いざとなったら簡単にポシャって逃げ出せるから。


でも、そんなのは自分のキャリアにもスキルにも何の役にも立たないチンケなプライドだと思う。

寧ろ、キャリアには泥を塗る行為だよね。

そんな短期間でのことを繰り返して、

「ドラム歴長い」なんて言うのは勘違いで、

経験バンドの数が多いのは、それだけ何かひとつのバンドの活動に集中出来なかったことの裏返しだと思う。


恋愛でも仕事でも夢とかでもそうだけど、

”数うちゃ当たる”

なんて考えは、若い時で充分なんじゃないかと思う。


兎角、現代人は諦めが早く、

諦めグセがついてるように見える。

よく言えば「潔い」ってなるけど、

単に諦めてきたことの数を、切り替えてきた決断力の早さだと誤認すると、

結局お前は何がしたいのよ、と解釈もされるわけだ。


要するに、諦めグセがあるということは、それだけ結果を出せていないことになる。

結果を出せていないということは、実績がないのと同じ。

自分で自分のチャンスを踏みにじってる。

それで「次にいく」ことが良いことだと、俺は思えない。


例えば、仮に、

俺に今好きな人がいるとする。

しかしその人には彼氏がいるとする。

それを知った時、俺は好きな相手に彼氏がいるという事実を知っただけで、
諦めることが出来るだろうか? 

寧ろ、そんなことで簡単に諦めるような気持ちなら、
本当に好きな気持ちではないんじゃないかと見る事も出来る。 

今の俺ならそれじゃ諦められない。
その相手のことを自分で幸せにしたいと思うほど好きならば尚更、

彼氏がいると知っただけで諦めるよりも、

それを知った上でも相手を思える自分でありたいし、

それを知ったからと言ってそこで関係が終わらない存在になればいいと思う。

相手を思っていることで相手にとって心を開ける存在になればいいし、

振られて警戒されて会えなくなるよりも

相手に寄り添って信用を勝ち得て、自分のことも徐々に分かってもらえるように自己開示していく方が

チャンスは出来ると思ったんだ。


兎角、現代人は諦めグセが付いている。

 

夏の幻


さ、
先週の今頃は、

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2017 IN EZO

でしたね。


今年は生憎の豪雨の中でしたが、


その分、


めいっぱい楽しんだ気がする。



というのは、


俺としては、

1日目でもうめいっぱい楽しんだと思ってたんだけど、


二日目の朝に例年通り仲間と風呂に行き、帰ってきた時に


Red StarでSCOOBIE DOがやってて、

そのMCで、

「お前等、この雨の中でもこの日を楽しむために今日まで生きてきたんだろ?」的なことを言ってて、


ああ、

そうだった。


この二日間のために俺の363日があったんだ。


と思ったら、


もう、


守りに入ろうとしてた気持ちがすっ飛んだ。


テント村の仲間に、


「今年、あいつ全然テントいねぇな」

と言われるほど、

ほぼほぼ色んなステージに駆けずり回ってた!!


その甲斐あって、


1日目、

10-FEET
B'z
ストレイテナー
UVERworld
Nothing's Carved In Stone
FRIDAY NIGHT SESSION

計6組


2日目、

BLUE ENCOUNT
WANIMA
175R
back number
MONOEYES
[Alexandros]
TK from 凛として時雨
マキシムザホルモン
My hair is bad
銀杏BOYZ

計10組

総数16組のアーティストを見れた!


感想、

めっちゃ楽しかった!!

特によかったのは、Nothing'sと175と銀杏!!

一番楽しかったのはNothing'sだけど、

175は俺の青春の曲ばかりで、最後の『空に唄えば』はマジ泣けた!!

銀杏でも大好きな『夢で逢えたら』が聴けてホントによかった!!

でも、この人たちが来年は出ない可能性が高いと思ったら、

来年の20周年のRSRが少しがっかりする。

今年はベストだったと思った!!


でも、ライヴ楽しみにしてたMy hair is badだったけど、


ボーカルのMCが何も響いてこない、

お客おいてけぼりの自己主張だったから、

残念だけど、

もうMy hair is badのライヴには行きたくないと思った。

演奏も曲もいいのにもったいないと思った。


もうライヴ中熱狂することもなくただただ眠かったし、

痛いなって思った。

ファンの人ごめんなさい、

しかし事実です。


残念ながらCDは聴いてもライヴには行きたくないバンド1位に
なりました。

 
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